クリスマス・クリスマス
まぁ、ちょっと時期外れですがクリスマスの映画を。もうやってないかなぁと思ったけど時期はずれでもやってくれていて感謝感謝。なにしろ渋谷の単館上映でしかもレイトショーなんでなかなか見る機会なくってねぇ。
河童や雪女の写真を捏造して、各マスコミに送ったりする謎の捏造集団「ファンタジー保存協会」(ネッシーや雪男も彼らの実績)と倦怠期のカップルのお話。ファンタジー保存協会にとって年一番のイベントはなんといってもサンタに扮してプレゼントを配るクリスマスのイベント。入院中の男の子の願いは雪を降らせて欲しい。果たしてその夢をかなえることが出来るのか。
いやぁ、伊藤歩がかわいかったね。俺の感想はそればっかりだなぁ。下着シーンもあったしさ。サンタコスプレもよかったし言うことナシだね。
まぁ、大倉孝二主演ということで見に行ったわけなんですが、やっぱり大倉はクネクネしているほうがいいなぁ。クネクネしている大倉孝二が好きな人は必見ですね。
あとファンタジー保存協会の3人(生瀬勝久、近藤芳正、水橋研二)のバカさかがなんか愛らしくていいね。もう3人ともホントにバカで無邪気で、でも憎めない。なにより楽しそうだしね。実在して欲しいなぁ、ファンタジー保存協会。
ともすればサンタの扮装した大人が子供にプレゼントを上げるだけになってしまうストーリーをファンタジー保存協会がスパイスになって盛り上げたなぁという感じ。生瀬の役にたたないっぷりとか近藤芳正のひたむきに馬鹿なところとかすごくいい。
ストーリーは結構いい話風でオチまで上手い構成で突っ走る感じ。まぁゆるゆるだけどね。大倉孝二と伊藤歩の二人でのパートはアドリブパートっぽいところがあってそこのゆるさがたまらなく面白い。大倉孝二の本領はやっぱりあれだよなぁ。
脚本はWAHAHA本舗のすずまさなので元ネタはWAHAHAの舞台なのかなぁ。WAHAHAっぽくないけど。柴田理恵を始めWAHAHAのメンバーも多数出演。まぁ、必要だったかといわれると・・・ですが。
うん、今年最初の映画としては面白かったのでいいスタートが切れたかなと。やっている映画館が少ないので観れる人は少ないかもしれませんが、興味持った方はぜひ。早く行かないと終わっちゃうよー。
余談。ホントはこれの前にパルコで「約三十の嘘」を見ようかと思っていたんだけどもいっぱいで見れませんでした。約三十の嘘のテーマソングがクレイジーケンバンドだったので、この映画のメインで「クリスマスなんて大嫌い!なんちゃって」が流れたときに全然違和感感じなかったんだけども、エンディングテーマ聴いて歌っているのがCKBじゃなくって氣志團だったのでちょっと不意をつかれました。そうだった。