エアマスター 28巻(完結)
- 作者: 柴田ヨクサル
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2006/05/29
- メディア: コミック
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とうとうコミックスでも完結。一時期は、まがうことなくこの漫画が一番面白いと思っておりましたからね。感慨深いものがあります。
確かにバトルロイヤル編の後半(渺茫がバカ強くなってしまったあたり?)からちょっとテンション落ちてきましたが、コミックスでみるとあの大ゴマから来るスピード感と迫力、そしてヨクサル節とも言われる独特の台詞回しで楽しく読めます。後半5巻当たりは隔週でアニマルで読んだ時よりも、コミックスで一気に読んだ方が楽しかったかもなぁ。
最終回でまさかの処女喪失と予想のナナメ上いった終わり方でしたが、コミックスオマケ漫画でさらに斜め上をいくとは恐るべし。さらにオマケのオマケを締めたのがみんな大好きあの人というところでまたやられました。思えばアニメの締めも彼女だった。
コミックスはオマケ漫画も楽しみの一つだったな。途中、手抜きなのか人気あったのかトーキングブルースばっかりで不満だったけども。
まぁ、全体的にみても主人公よりも脇役が光りすぎてしまったとかいろいろ難点はありますが、楽しい漫画でした。深道の正体とかも俺は納得した派だよ。金持ちなのもわかるし。
あとやっぱりこの漫画の魅力は台詞回しだよな。ジュリエッタの
たとえばおまえらがその昔・・・幼き頃・・・ 捨てられて凍えてる仔犬を助けた事があるとしよう・・・ でも死ね
なんて未だに2ちゃんでもコピペされたりしているしみんな好きだね。
谷仮面、エアマスターと異常なテンションで駆け抜けた柴田ヨクサルの次回作が気になりますが、どうするんだろうか。また格闘系でいくのかなぁ。高いテンションのスポーツ漫画とか描いて欲しい気もするなぁ。