VR / シベリア少女鉄道

シベリア少女鉄道2回目。見に行ってからもう1週間経ってしまった。公演も終わっているんでネタばれありで書きますか。

久しぶりの駅前劇場だーとか思っていたらいきなり駅前劇場が入っているビルが大工事中でびびった。駅前劇場とOFFOFFシアターだけ営業していたけど、裏口から入って、工事現場を抜けて・・・ってのはインパクト強えなぁ。

席はJ列の端っこ。J列だけど最後方。e+でチケット取るといつも席悪いなぁ。ちょっと考えなきゃいかんな。

病院のセットにこれ見よがしに置かれたテレビモニターが左右2個ずつ計4個。まぁ、誰もが思うようにこれが大ネタの鍵なんでしょう。

始まったのは大げさな外人演技。病院が舞台ということでERのパロディなのかな?ER見たことないからよく分からんが。VRとERを引っ掛けているのかな。

最初は大げさな外人演技になじめず戸惑っていたんだけども、徐々に馴染んできて、さぁクライマックスというときに、照明消えてモニター4つに電源が。大ネタキター。なるほど、そうきましたか。タイトルからひねりなくそのままVRってことですか。バーチャルリアリティですね。

今まで散々40分かけて築いてきた前フリを全て台無しにする構成は確かに凄いなぁ。しかし、ちょっと散漫すぎる気も。ついていけない。まぁ、わざと散漫に持っていってカオスを作り出そうという狙いなんだろうけども、もうちょっとかな。

芝居のテンションは緊迫した手術室そのままに、各々が関係ない台詞をしゃべりまくるわけですよ。「小倉優子を追いかけていたら道に迷いました」とか「俺は前世でOLに借りでもあるのか」とか。まぁ、そういうシチュエーション無視の台詞インパクトの面白さってのはあるんですが、なにせ芝居は台詞と裏腹に緊迫しているんで、聞き取れない台詞も多々。

あと、それぞれのシチュエーションが全然違っているので、台詞がかみ合わないのは当然なんだけども、そこをあえて偶然の一致でかみ合わせたりしたらもっと面白かったと思うんだけどなぁ。

まぁ、面白かったですけどね。こういう芝居って他にやっているところないし。次も見に行きます。次はシアタートップスですか。まぁ、適度な大きさだよね。本多とかでやるようになったときにどうするかとか気になるなぁ。