Shuffle -シャッフル-

あぁ、芝居の感想書くの久しぶりだなぁ。どうやって書くんだっけか。

世間的には奥菜恵女優復帰作として取り上げられているシャッフル。まぁ、奥菜恵見たさもありますが、やっぱり後藤ひろひと作品は見逃せないですしね。あとは三上市朗だの平田敦子だの山内圭哉だののおなじみの面子も出てますし、安心してみれるというところで。

あらすじ。女性と見れば口説きまくるモテモテの刑事、通称シャッフル。しかし宝石強盗団を追っているときに、逆に銃撃されビルから落下して気を失ってしまう。そのショックで今まで出会った人の見た目と中身が一致しなくなってしまい・・・なお話。

あぁ、こんな文章でつたわんねぇだろうな。要するに同僚の刑事が石野真子に見えたり、石野真子長州力に見えたりしちゃうわけですよ。しかも脳にショックが与えられるたびに、その対応が変わってしまい、長州力奥菜恵に見えたり見えなかったりするというお話です。

いやぁ、バカバカしくてくだらなくてよかったですよ。一応、宝石泥棒を追うというストーリーはあるんだけども、どうでもいいんだもんな。芝居中笑うだけ笑って後に何も残らないっていう理想的な形。後藤ひろひとはストーリー性が高い話も書けるし、こういう話も書けるしホント打率高いよなぁ。

主役の伊原剛志は適役だと思うけど、奥菜恵がブスな役ってのはちょっと違和感があるなぁ。あとはまぁ、適役というか、一人で何キャラも演じなくちゃいけないから大変だよなぁ。無茶な脚本によく役者がついていったって感じですかね。

あとくだらない話の割にはストーリー的に人が死にすぎたのがちょっと気になるけど、まぁ、気にするほどでもないのかも。まぁ、もうちょっと畳み掛けるようなところとかあれば完璧だったのですが。テンポももう少しよければよかったのですが。

石野真子PARCO劇場のステージ上で往年のヒット曲をアイドルとして歌えたのでいい記念になったんじゃなかろうか。まぁ、知らない歌でしたが。あなたも狼に変わりますか〜しか知らん。

後藤ひろひとは次はPiperの本公演かな。あと秋にダブリンの鐘つきカビ人間の再々演ですか。どっちも行きたいところ。