格闘探偵団 小林まこと

1,2の三四郎の続編。正確に言うと1,2の三四郎2の続編。もう数字がいっぱい出すぎて何がなんだかわからないからなのか、今回は3を名乗らずに格闘探偵団というタイトル。ちなみに格闘探偵団ってのは実際にあるプロレス団体「格闘探偵団バトラーツ」から取ったものなんでしょう。あの団体名を聞いた時にまた変な名前を付けたなぁなんて思ったもんですが、こうして漫画のタイトルになるくらいにインパクトがあるもんだったとは。

ちなみに漫画自体は前回までのドタバタプロレス物を踏まえながら一応、ちゃんと探偵もやっているという感じです。2の終わり方がかなりキレイだったのでまさかこうして続編が出来るなんて夢にも思わなかったなぁ。

で、読んでみたのですがこれがまた予想以上に面白くって、あのいつものメンバーのくだらないやり取りを見ているだけで満足できます。ギャグも相変わらず面白いしなぁ。これほどちゃんとした続編になっているとは思いませんでした。

一応、イブニングという雑誌で連載されているのですが、毎週?の発売を追いかけるのも億劫なので今後もコミックスで楽しませてもらいたい感じです。

唯一の不満は、頁二がボブ・サップに瞬殺されていることだな。いくら、ボブサップがいい頃に書かれた漫画とは言え、もうちょっと健闘して欲しかった。ウガー。