K-1グランプリ決勝戦

どうも最初に大見出しをプロレスとしてしまったのがいけないんだけども、自分で書いていてK-1をプロレスにカテゴライズするのは違和感あるなぁ。まあいいか。

昨日は弟の結婚式があってしかもビデオ撮るの忘れて出かけてしまったので、途中からしか見れませんでしたが、簡単に感想を。

優勝はフライングダッチマンもしくはボヤッキーことボンヤスキー。準優勝は武蔵。この結果だけ見てもなんだかなぁって言う印象がある今年のK-1でしたねぇ。個人的には今でもイグナショフが今回のメンバーでは一番強いと思っていますけどね。まさか、アーツがあんなに老獪な攻めをするようになるとはねぇ。かつてのやんちゃ坊主ももうすっかりベテランですな。そのベテランは見事に武蔵に負けたわけですよ。まぁ、あの試合自体は武蔵が微妙に優勢だったので判定結果に不満はないのですが、どうもすっきりしない試合だったなぁ。あれはモーリススミスの10年越しの復讐だったんだろうな。そして日本人としては94年決勝の佐竹の敵討ちだったのかもしれないな。違うんだろうけどさ。結局、オレは武蔵が好きじゃないんだなあ。観客はどうだったんだろう。いきなり決勝に出てきた武蔵に感情移入は出来たんだろうか。私は出来ませんでした。ってか、武蔵の判定勝ち以外の勝ちって見たことないよ。まぁ、あれも一つの作戦なのかもしれないけどさ(違うだろうけど)、試合がつまらないというのは致命的ですな。

そういう意味ではボンヤスキーは試合が面白いので良いんじゃないかと思います。動きも変則的なので相手もやりづらいだろうし。まぁ、チャンピオンとしての格があるのか?今後身に付いていくのかについては甚だ疑問ですが、文字通り飛び道具として頑張ってくれればいいんじゃないですかね?

あと、試合自体は見れなかったのですが、ボタはどうだったんでしょうか?アビディに判定負け?しかもなんかハイキック喰らってダウンしていたなぁ。ボクシングヘビー級チャンプレベルのフットワークと威圧感があればアビディレベルだったら捕らえるの難しくないと予想していたんだけどどうだったんだろうか。ちょっと残念な結果かと思います。

まぁ、今までトップでやってきた人たちも大分歳をとってきてますし、今年もそうだろうけど来年はもっと若い力がでてくるのかもしれませんな。いつまでもホースト、バンナじゃないだろ?って話です。だからって武蔵じゃないだろ?って話ですよ。