ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ / 滝本竜彦

ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ (角川文庫)

ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ (角川文庫)

殺しても死なない謎のチェーンソー男と戦う女子高生とそれを応援する男子高校生のお話。

う〜ん、一言で言って青春だなぁって感じ。ちょっと俺くらいの年齢が読むには青臭い感じもするけど、まぁさわやかでいいんじゃねえの?って感じです。

チェーンソー男という飛び道具を使っている割には、SFにもホラーにもファンタジーにもならず、どちらかというと自分の内面との闘いが中心になっているのが、青春モノというか若者向けなんじゃないかと思います。若いうちは悩んだ方がいいらしいですよ。年取っても悩んだ方がイイに決まっているけど、年を取ると頭を使うことに疲れちゃうんですよ。ホント。

あんまりこういう類の話読まないんだけど(戯言シリーズくらいかな)、こういうのがいわゆるラノベなんでしょうか?まぁ、たまに読むくらいならいいかな。でも、「NHKにようこそ!」は近いうちに読みたいな。文庫化そろそろだったりしないのかな?